月琴WS2021年3月弥生場所!

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斗酒庵 WS告知 の巻2021年 月琴WS@亀戸!3月!!


*こくちというもの-月琴WS@亀戸 2021年・3月弥生場所-*


 はーるのやよいのあけぼのーおー。

 2月初場所にお越しのみなさまがた,ご参加まことにありがとうございました!!


 3月の月琴WSは花咲く月末27日(土)の開催予定。
 会場は亀戸 EAT CAFE ANZU さん。

 いつものとおり,参加費は無料のオーダー制。
 お店のほうに1オーダーお願いいたします。

 お昼下りのふわふわ開催。
 なにかとコロコロ対策はしておりますが,だいたい3時過ぎごろがピークなので,どうしても密を避けたい方はお昼過ぎが空いてますよー。

 美味しい飲み物・お酒におつまみ,ランチのついでに,月琴弾きにどうぞ~。

 参加自由,途中退席自由。
 楽器はいつも何面かよぶんに持っていきますので,手ブラでもお気軽にご参加ください!

 初心者,未経験者だいかんげい。
 「月琴」というものを見てみたい触ってみたい,弾いてみたい方もぜひどうぞ。


 うちは基本,楽器はお触り自由。
 1曲弾けるようになっていってください!
 中国月琴,ギター他の楽器での乱入も可。

 弾いてみたい楽器(唐琵琶とか弦子とか阮咸とか)やりたい曲などありますればリクエストをどうぞ----楽譜など用意しておきますので。
 もちろん楽器の取扱から楽譜の読み方,思わず買っちゃった月琴の修理相談まで,ご要望アラバ何でもお教えしますよ。相談事は早めの時間帯のほうが空いててGoodです。

 とくに予約の必要はありませんが,何かあったら中止のこともあるので,シンパイな方はワタシかお店の方にでもお問い合わせください。
  E-MAIL:YRL03232〓nifty.ne.jp(〓をアットマークに!)


 お店には41・49号2面の月琴が預けてあります。いちど月琴というものに触れてみたいかた,弾いてみたいかたで,WSの日だとどうしても来れないかたは,ふだんの日でも,美味しいランチのついでにお触りどうぞ~!

明笛について(28) 53号(2)

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斗酒庵 長いものにまかれる の巻明笛について(28) 53号(2)

STEP1 

 内部のインチキ塗料が多少劣化しているほか,管体にさしたる故障はなく----まあお酒を飲んだ直後に吹くとエラいことになるだろうなーという以外,演奏するにもさして支障のなさげな状態の明笛53号ですが。

 庵主はお酒飲みなので,これを吹くにはとても困る(w)ということもあり,まずはこの塗料をできるだけ削っちゃいましょう。

 ときに,この明笛53号の管体には派手に見事に黒い斑模様がついていますが,これはふつうの篠竹を高価な「斑竹」に見えるよう薬品で処理したものです。
 この「人工斑竹」の作りかたは,明治時代の「工芸裏ワザ集」みたいな本によく載ってますが,簡単に言うと皮付きの状態で薬品をふりかけて表面を焦がし,ザッと削って磨いて仕上げるというもの。
 その工法上,管体の表面に竹でいちばんカタい表層部分が中途半端に残ってしまっているため,素材としてはやや不安定で,場合によってはただの皮付竹や完全に皮を剥いた管より割れやすくなっていることがあります。
 量産型で加工が粗いのもありますし,ここは管体保護のためにも表裏ちゃんと磨き,塗り直してやらなきゃなりますまい。

 ----これも粗い加工の賜物。(www)
 管内を削り直してる作業中に,管頭の詰め物がすぽんと抜けとれてしまいました。

 うーむ,ふつうもうちょっとちゃんと固定してあるんですが,これはほぼ紙丸めてつっこんであっただけみたいですね。ちょっとつついただけでポロリですわ。反射壁(唄口に向いたがわ)は塗料で塗りこめてしまうので,それで固定されると考えたのでしょうか。

 ともあれ。
 以前の修理でも何回かありましたが,この管頭の詰め物は笛の製作年代を知ることのできる貴重な資料です。
 さっそく慎重に展開してみましょう。

 出てきたのは,いつかのどっかの新聞の切れ端だと思いますね。
 残念ながら何年何月発行,みたいな部分は残ってなかったものの,記事のひとつに少し興味深い部分がありました。
 記事自体が断片で全体は分かりませんが,今ある部分から察しますに,桑名の物持ち,諸戸清六さんが,建ててから一度しか足を踏み入れたことのないような豪邸を大隈重信の未亡人に寄贈した,というものらしい。
 大隈候が死んだのは大正11年ですから,この笛はそれ以降に製作されたもの,ということになります----比較的新しい明笛ですね。ぴったり何年何月みたいな情報ではありませんが,笛の場合は製作年代の下限が分かっただけでもかなりのみッけもんです。

 詰め物を入れ直します。
 元の詰め物は固定がユルユルだったうえに,ピッチもかなり合ってなかったようなので,そのへんもついでに多少なんとかしておきたいところですが----ま庵主,笛専科じゃないんで,キッチリとはいきますまいが(汗)

 新しい詰め物はコルク。

 コルクは管内に少しユルめにおさまるよう削り,和紙を巻いておさめます。何度か軽く吹いてみて,位置を探りながらピッチを整えたら,管に触れている縁の部分に唄口から,溶いたニカワを筆で挿して和紙に吸わせ,固定します。
 最後に,反射壁になる面全体にニカワを刷いて,管尻から挿した棒の頭でトントンと軽く叩き,表面を平らに整形したら出来上がり。
 あとはしっかり乾燥させてから塗るだけです。

 固定するまでの調整がラクなのと,紙を丸めただけのものだと,塗料を吸っていつまでも乾いてくれないことがありましたので,庵主はこの方法でやっていますね。

 さてこれで残りは表裏塗り直すだけ。
 一日一塗りで,塗った後は何もできませんから,この間にお飾りにも手を入れておきましょうか。
 前回書きましたように,この笛管尻のお飾りは欠けてしまっています。これは「使ってる」うちどっかにブツけて欠けちゃった,とかではなく。「作ってる」うちに材料が粗悪で欠けちゃったのを 「まあいいか」 ということでそのままにした(^_^;)もののようです。

 この製作者には,割れ面をすべすべに加工しておく,くらいの気持ちはあったようですが,そもそもこれを使わない,交換するといった選択肢は,精神面からも経済面からもハナから無かったご様子----まあなんてことざまぁしょう!

 というわけで,後代これを手にした貧乏性で神経質な者が,さンざに文句を言いながら尻拭いをする,という歴史構図となっております,がっでむ,つーよーにー(w)

 牛骨フレットの端材を使いましょう。
 ちょうどいいくらいの厚みのものを切って削って,欠けてる部分にエポキで着けて,磨きます。
 小さいうえに固いんでけっこうタイヘン。
 ----色味が違うので多少BJ先生感は否めませんが,まあこんなところでイイでしょう。

 そうこうしているうちに(とは言っても1ヶ月くらいかかっちゃってますのよ),管体の塗り直しも終わりましたのでさっそく試奏!----うん,これはダメだ。

 この段階では笛を「使用可能な」状態にしただけですので,塗装を削ったり表面を磨いたりはしたものの,唄口や指孔はほぼ製作当時に近い状態のままなんですが。

 唄口の加工が劇的にヒドいですね。
 笛表面に見えている孔の縁は比較的キレイなんですが,孔自体が内がわに向かってわずかに先細りになっている上,内壁がひどく凸凹しています。ちょっとおおげさに描くと上の図みたいな感じになっちゃってますよ----どんな加工具を使ったらこんなふうにできるのか,とりあえず鉄製の椅子に縛り付け両手両足に指締め具を噛ませてから尋ねたいくらいです。

 とりあえず,唄口の孔の縁を整形。
 内がわの凸凹を均し,孔の縁が図下の右みたいに,まっすぐ切り立ったカタチになるよう削り直しました。

 だいたい削れたところで組み立ててお外に出ます。

 頭尾のお飾りの取付けが少しユルくなってたので,持って歩いてもはずれないよう,薄い和紙をニカワで貼って調整しました。接着してはおらずきっちりハメこんであるだけですが,イザという時のメンテナンスを考えたらこのほうがイイです。
 公園に出かけて試奏です。冬なのでちと寒いですが我慢我慢----思いっきり吹いて確かめたいですからね。
 唄口はいちばん大事で繊細な部分です。
 実際に吹きながら,細い丸棒の先にペーパーを貼った治具でさらに調整してゆきます。

 元が劇的にヒドかったので,多少の粗が残るのはカクゴしてたんですが…唄口をざッと削っただけで,ビックリするくらいイイ感じで鳴るようになりました,イヤほんと。
 調整終了後,削り直した唄口や指孔の縁を塗り直し,あらためてオモテもウラもピカピカに磨いて完成です!

  ○ □ ●●● ●●●:合 4C-20
  ○ □ ●●● ●●○:四 4D+40
  ○ □ ●●● ●○○:乙 4E
  ○ □ ●●● ○●○:上 4F#-35
  ○ □ ●●● ○○○:上 4F#-20
  ○ □ ●●○ ○●○:尺 4G#-40
  ○ □ ●●○ ○○○:尺 4G#-30
  ○ □ ●○○ ○●○:工 4Bb-40
  ○ □ ●○○ ○○○:工 4A+45
  ○ □ ○●○ ○●○:凡 4B-5C
  ○ □ ○●● ○●○:凡 4B+25
  ○ □ ○●● ○●●:凡 4B+20

 全閉鎖「ド」のいわゆる 「ドレミ笛」 ですね。
 チューナで測ると全閉鎖から第3音までの間隔が多少おかしいのですが,まあただ聞いてるぶんにはさほど違和感はありません。呂音での最高は ○ □ ○●● ●●● で5Cと5C#の中間くらい……ちょっと高めか…うーん,ピッチの調整,もう少しだったかな?
 ふだんは響孔をマスキングテープでふさいで吹いてるんですが,ひさしぶりに笛膜使ってみたらまあビビるビビる(wwほんらい明笛ではそれで正常)触れてる指や唇にけっこうな振動がくるぐらいです。
 清楽の楽器としてはちょっと使いにくいものの,ドレミ音階の明笛としては悪い出来ではないかと思われますな。


(つづく)

明笛について(28)52号(3)/53号(1)

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斗酒庵 長いものにまかれる の巻明笛について(28) 明笛52号(3)/53号(1)

STEP0 来笛閑話

 楽器というのはフシギなもので。
 こうやって何か直してやってると,関連する何かが引き寄せられるようにやってくることがあります。

 52号修理中に2本の笛が届きました。
 1本はこちら----

 明笛53号----ラベルも破損することなくしっかり残ってますね。
 他の製造元のラベルは管頭飾りのがわを「上」にしているほうが多いのですが,ここのは唄口がわが上,と逆になってますね。上段が 「OSAKA JAPAN」 真ん中斜めに 「SHEIZO MOTO-H.KIDA」 下段が 「MINTEKI TOKUSEIHIN.」

 ----うむ…多少ヘンテコな表記が混じってますが 「大阪・日本」「製造元-H.Kida」「明笛 特製品」 で間違いなかろうもん。
 いまのところ,大阪の「H.Kida」に該当するメーカーさんに行きついておらず,製作者については不明です。

 明治後期から大正時代ぐらいの明笛ですね。
 唄口がやや大きく,表の管尻の飾り孔が省略されています。

 人工斑竹(竹の表面に硫酸等の薬品をふりかけて焦がしたもの)の管体,骨製の頭尾飾り。

 管内外ともに比較的きれいな状態で,使用痕もほとんどありませんが,管内の塗りが経年劣化を起こしており,唄口・指孔の縁をはじめ,あちこちでボコボコになっています。
 この「塗り」はウルシではなく,例のエタノで拭くとベトベトになる顔料系の塗料ですね。清掃ついでに消毒しようと管内に流したら,露切りの布が真っ赤になって出てきましたわい。

 あと,これは「損傷」には含めませんが…尾飾りの一部が欠けています。
 欠けてる部分がキレイに磨かれていることから,これは後でぶつけてこうなったとかじゃなく,製作時に欠けちゃったのを,そのままハメこんでツラっと出荷したもののようですね。このレベルの明笛は,楽器というより玩具一歩前の扱いだったようなので,製作者の「もうイイヤ」加減が堪りません。
 息を入れてみると,多少ひっかかりはありますがいちおう音は出る様子。全体に「キズ」は少ないので,問題となるのは内塗りの塗料と,このお尻の欠けたとこをどう処理するか,といったとこでしょう。
 音はまだ分かりませんが,派手な外見の笛なので吹いてるとカッコ良さげに見えましょうなあ。

 もう1本は…うん「明笛」ではありませんね。

 尺八?洞簫?……尺八はオモテ4孔ウラ1孔,洞簫はオモテ5孔にウラ1孔ですが,これは明笛や古典調の篠笛と同じにオモテ6孔,管尻がわの裏面にもう一つ孔があいてますが,ニンゲンという生物の指で押さえるのは不可能な場所にあるので,おそらくは明笛の裏孔と同じく筒音を決めるための孔でしょう。
 清楽の明笛といっしょに出品されていたので,清楽器として使用されていたものである可能性は高いのですが。
 さてコレ,なんなのでしょうねえ?
 イロイロとギモンはありますが,とりあえずこちらについての考察は後回し----続報をお楽しみに。



STEP3 なんじ牛刀となるも劉備となるなかれ

 さて,52号の修理は終盤。
 いつものように¥100均のめん棒を削って,頭と尾のお飾りをこさえます。

 前々回触れたように,この作者の笛のお飾りはごくシンプルな形ではありますが,頭のも尾のも単純な円筒形ではなくほんのすこーしだけ先のほうが広がっています。寸法が短いのもあって,この微妙な開きを再現するのは意外とタイヘンでした。

 次に,この楽器は両端にあったお飾りの取付部が削りとられてしまっています。

 頭飾りはお飾りのほうに凸付けて管頭の孔に挿しこめばいいのですが,尾飾りのほうはそうはいきません。せっかく最長不倒記録を出した管で,ちょっともったいなくはあるのですが,端のほうを数ミリ削って段差を作り,取付部分を再生することにします。

 骨とか象牙っぽく見せかけるため,これらは白木のまま緩めたエポキを塗ってキツめに目止めして木材っぽさを消し,ラックニスやカシューの本透明でツルツルのピカピカに磨き上げます。

 んで管頭のお飾りにはこうト----いつもの悪戯 「金鈴子」 を仕込みます。

 以上これにて修理完了!----さっそく音出しに公園へ!

  ○ □ ●●● ●●●:合 4Bb_4B
  ○ □ ●●● ●●○:四 5C+25
  ○ □ ●●● ●○○:乙 5D-5
  ○ □ ●●● ○●○:上 5Eb_5E
  ○ □ ●●● ○○○:上 5Eb_5E
  ○ □ ●●○ ○●○:尺 5F_5F#
  ○ □ ●●○ ○○○:尺 5F_5F#
  ○ □ ●○○ ○●○:工 5G_5G#
  ○ □ ●○○ ○○○:工 5G_5G#
  ○ □ ○●○ ○●○:凡 5A_5Bb
  ○ □ ○●● ○●○:凡 5A+35
  ○ □ ○●● ○●●:凡 5G_5Bb

 うむ…楽器の音階としては少々アレですかな?
 もちろん唄口は再生ですから,オリジナルの音階とピッタリ同じというわけではありません。まあ,チューナーの針が高いほうで振り切れて次の音階の低いほう中間くらいまで行くというあたりでは逆に「見事に揃って」ると言えましょうか。
 上の記録はまだ初期のころので,この時は呂音の最高 ○●● ●●● が出せませんでしたが,ちょっと練習してから測ってみたら,5Bb+40くらい----ピッチはだいたい合ってるようです。
 前回の報告で書いたように,後々調整するのを考えて唄口を小さくあけてるので,慣れないうちは甲音が少し混じり気味になりましたが,慣れると中間音になってるあたりも,だいたい低いほうの30%ほどプラスのあたりでまとめられるようです。


 いままでにも「小山」銘の明笛は,何度か見る機会はあったのですが,実物をじっくり調べられたのは今回が初めて。管体が若干細いのもあって,やや扱いにくいところはありますが,51号などと同じく筒内に塗りが施されていないので,音はかなり中国笛子っぽい感じになり,アタック音がけっこう効きます。内塗りがないぶん多少管理に手間がかかりますが,慣れるとそこそこいい音で鳴ってくれますね。

 この笛で残る疑問はこの管頭の刻書----ううむ…クセがかなり強くて読めませぬ。
 最初が「一枝」じゃないかなとか,5・10文字目は「去」かな,とかくらいで…いつもですと一部が分かればそこから何らかの漢詩が検索ヒットするんですが,今回はいかんとも…(^_^;)

 お判りの方がおられましたら,是非ともご教授くださいませ。


(つづく)

月琴WS2021年2月初場所!

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斗酒庵 WS告知 の巻2021年 月琴WS@亀戸!2月!!


*こくちというもの-月琴WS@亀戸 2021年・今年初場所-*


 おーゆきこゆきがざぁーっくざーくざっくざく。

 今年も雪かきから帰ってまいりました。


 本年度さいしょ,2月の月琴WSは月末27日(土)の開催予定です!!
 会場は亀戸 EAT CAFE ANZU さん。

 いつものとおり,参加費は無料のオーダー制。
 お店のほうに1オーダーお願いいたします。

 お昼下りのふわふわ開催。
 なにかとコロコロ対策はしておりますが,だいたい3時過ぎごろがピークなので,どうしても密を避けたい方はお昼過ぎが空いてますよー。

 美味しい飲み物・お酒におつまみ,ランチのついでに,月琴弾きにどうぞ~。

 参加自由,途中退席自由。
 楽器はいつも何面かよぶんに持っていきますので,手ブラでもお気軽にご参加ください!

 初心者,未経験者だいかんげい。
 「月琴」というものを見てみたい触ってみたい,弾いてみたい方もぜひどうぞ。


 うちは基本,楽器はお触り自由。
 1曲弾けるようになっていってください!
 中国月琴,ギター他の楽器での乱入も可。

 弾いてみたい楽器(唐琵琶とか弦子とか阮咸とか)やりたい曲などありますればリクエストをどうぞ----楽譜など用意しておきますので。
 もちろん楽器の取扱から楽譜の読み方,思わず買っちゃった月琴の修理相談まで,ご要望アラバ何でもお教えしますよ。相談事は早めの時間帯のほうが空いててGoodです。

 とくに予約の必要はありませんが,何かあったら中止のこともあるので,シンパイな方はワタシかお店の方にでもお問い合わせください。
  E-MAIL:YRL03232〓nifty.ne.jp(〓をアットマークに!)


 お店には41・49号2面の月琴が預けてあります。いちど月琴というものに触れてみたいかた,弾いてみたいかたで,WSの日だとどうしても来れないかたは,ふだんの日でも,美味しいランチのついでにお触りどうぞ~!

明笛について(28)52号(2)

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斗酒庵 長いものにまかれる の巻明笛について(28) 明笛52号(2)

STEP2 ふさぎこむもの

 篠笛とかに比べると,明笛の唄口は小さい。

 Webで見ると,管径に対して唄口が小さいと甲音ばっかり出て呂音が安定しない,みたいな事がよく書かれてますが……これホントでしょうかねえ?
 庵主はいっつも,甲音が出ないんで苦労してるんですが………………

 52号,修理に入りましょう。
 前回書いたように,この楽器で唄口が広げられたのは,そういう使用上の調整ではなく,前修理者が間違って一番大事な唄口の真ん中へんを潰しちゃったためと推測されます。
 孔を広げる工作もちょっと雑で全体の形も少し歪んでますし,その広げてる方向にヘコミが続いてるのですから,そもそもこのやりかたではどれだけ削ってもキレイな周縁には戻りませんな。

 ヒビ割れ修理のため,管を紐か細いハリガネで縛ったためについたものであろうこのヘコミは,ごくごく浅く,ちょっと見には分からないていどのものですが,唄口を横から見ると,本来ならきれいな弧になってるはずのラインが,真ん中のあたりで微妙に歪んでしまっているのが分かります。

 さて,まずはこのヘコミをどうにかせにゃならんわけですが。
 肝心のヘコミがあまりにも浅すぎるので,通常のパテ盛り工作ではうまくいかなそうです。
 こういう場合はむしろ,削って均してしまったほうがラクなんですが,管の肉厚がそれほどないようですし,唄口の周辺ですので,後々どういう影響が生じるか分かったものではありません。
 そこで,まずは骨材を入れずエポキだけを盛ってみました。

 木固めの塗装下地でここだけ厚盛りしたようなものですな。
 エポキだと浅いヘコミにもしっかり食いつきますし,透明なので硬化してから均し,上から保護塗りをすれば目立たなくなります。

 一晩置いて整形。
 とりあえず唄口周縁の管表面が面一で平らになりました。
 これでふつうに音が出れば,唄口の拡張工事自体には目をつぶり,全体をさっと保護塗りして終われたとこだったんですが。

 試奏してみたところ。
 呂音は若干引っ掛かりがあるものの普通に出せましたが,甲音がまったく…ピクリとも…いくらふンばってもスカしてもプっとも出ない状態----なるほど唄口が大きくなると…(以下略,冒頭にもどる)
 つても篠笛に比べると,現状でもずいぶんと小さめなんですが。(^_^;)

 まあ前修理者の工作が雑だったあたりで,こうなる予想はないでもなかったんで,あきらめて唄口を再生することといたしましょう。
 今回はツゲの木粉をエポキで練ったパテを使い,こんな工法でやります。

  • まずはクリアファイルを幅3センチほどの短冊状に切ります。
  • 丸棒に両面テープを少し貼り,先ほどの短冊を巻きつけて,細いマスキングテープで留めます。
  • これを管内に差しいれ,唄口のところでマスキングテープを剥がし,管の内側に展開させ,棒をそっと抜き取る。
 ----従前は,ちょっと固めに練ったパテを硬化直前に唄口へねじ込んでいたんですが,それだとオリジナルの部分への食いつきがイマイチなのと,管の内がわにあふれたぶんをキレイに均すのが(表からまったく見えない作業なので)けっこうタイヘンだったのですが。この方式だと,パテが多少緩くても管内にほとんど入り込まないので,後々の作業がかなりラクですね。

 骨材を混ぜると,エポキの硬化が若干遅くなるようですので,二日ぐらい時間をとってから次の作業に。
 管表面の余計な部分をなるべく傷つけないように,パテを管表面と面一に整形したところで,パテ部分の強化のため,エタノで緩めたエポキを塗って滲みこませます。また一日置いて,表面をも一度整形。

 そして穴あけです。

 クリアフォルダは,孔を開けたあと,ツマヨウジか棒で少し押しこんでやれば,ペコンと簡単にはずれてくれます。
 そこでこれを入れる時に使った棒に最初より多く両面テープを貼り,くっつけて管からひきずり出したらお役御免。

 指孔の大きさカタチを参考に,孔を広げてゆきます。

 時折息を入れ,具合を確かめながら削ってゆきます。
 実際に吹いてみるまでちゃんとした調整は出来ませんが,それを見越し,後々で拡張可能なよう,ちょっと小さめなところでやめときましょう。
 パテ部分はそれなりに固いのですが,角の部分はまだごくモロいので,だいたいのカタチができたらもう一度,緩めたエポキを滲ませまておきます。
 ここまでやったところで外に持ち出し,吹きながら最後の調整。

 せっかく直した唄口が傷つかないよう,やわらかい紙を幾重にも巻いて,公園まで持って行きましたよ~

 従前よりずいぶんと小さい唄口となりましたが,こんどは呂音も甲音もいちおう出るようになりました。
 あとはパテ盛りした部分の補強と補修箇所の誤魔化しのため,少し濃いめの色で保護塗りします。


(つづく)

明笛について(28)52号(1)

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斗酒庵 長いものにまかれる の巻明笛について(28) 明笛52号(1)

STEP1 長いものにはマカロニ

 さて,モノは夏の草刈り帰省から帰ってすぐくらいに届いてたんですが。
 イロイロありまして報告が遅れております。

 明笛52号は管長575……お飾りもなく管がいくぶん細身なので,ちょっと見そんなに長いように見えませんが。これは庵主がいままで扱った明笛の中で,竹の管部分だけだと過去最長。ひとつ前の51号が更新したばかりの記録(560)が,またまた更新されました!

 頭部刻字の最後に 「小山」 と刻まれるこの作者の笛は,だいたい同じような姿寸法で,明治の明笛としてはちょっと古めかしいタイプに当たります。
 明楽・清楽の明笛の多くにはラッパ状の飾りが頭尾についています。これ,当初はごくシンプルなものだったのですが,明治の後半くらいになるとカタチも様々,デザインもやや派手に,大きく長くなってゆきます。

 これに対し,この作者の笛の飾りはだいたい,ごく短く頭尾ともに先端に開きのあまりないシンプルな筒状をしています。

 これは清楽流行前に 「南京笛」 と呼ばれていたタイプ----唄口や指孔の前後に籐や糸が巻いてある----今現在の中国笛子により近いスタイルですね。

 さて,その頭尾の飾りですが,今回はいづれも欠損。
 飾りがないのに取付の凸部だけ残ってたんじゃ見栄えが悪かったからでしょうか,どっちの端もキレイに削られちゃってます。

 明笛のお飾りは取付けが比較的ユルユルで,また素材が骨とか象牙とか牛の角とか動物質のものであることが多いため,落として壊れたりネズミや虫に食われてしまったりでなくなっちゃってることも少なくありません。
 お飾りが壊れたり無くなったりした後の対処として,これと同じように取付け部を削り,両端をふつうの竹笛みたいに整形しちゃってる例はけっこう見ますね。

 管内の汚れがスゴいです…真っ黒ですわ。
 響孔のところに紙を貼った痕もありますし,管のところどころに細かな傷もあり,これが楽器として使用されていたものであることは間違いなさそうです。

 唄口とその周辺には,補修らしき痕跡が見えます。
 その頭がわ少し上に,管をぐるっと巻いて何かが擦れたようなキズ。
 唄口真ん中あたりの縁には,削ったというより圧がかかって潰れたようなごく浅いヘコミができ,上下の縁にも同じようなヘコミが見られます。いづれもちょい見で分かるようなものではありませんが,唄口周辺,けっこう傷だらけですわ。
 唄口の寸法は指孔より一回り以上大きくなってますが,これも製造段階からこうだったのではなく,この修理後の調整・補修として前使用者によって拡張されたもののようです。

 たぶんなんですけどね…コレはまず唄口の上がわにヒビが入ってしまったので,接着剤を割れ目に流し込み,管を糸か細いハリガネで縛って固定したんじゃないかと思います。ところがその作業中に,こんどは唄口の下がわにもヒビが発生----接着作業をもう一度やったんですが,その際なぜかよりにもよって,唄口のど真ん中あたりを思いっきりふン縛ってしまったご様子。
 ……あわててたんでしょうねえ。

 ヒビ割れの処理は接着剤もウルシで当時の定石通り。キッチリきれいに仕上がっていますが,終わってみればエアリード楽器でいちばん大事な唄口の縁が壊滅状態。
 潰れたりへこんだりしてしまった縁をもう一度立てようと,唄口周縁を全体的に削り直した----ってとこでしょか。ただしこちらの作業は,ちょっと見にも縁の内壁がデコボコになってるのが分かるくらいで,お世辞にも上手とは言えません。

 損傷や不具合のある個所をまとめると----こんなとこでしょうか。

 まあ指孔のズレは後付けでなく原作者によるデフォルトなわけですが。
 全体にヨレてるわけではなく,右手・左手でそれぞれふさぐ三つづつで分かれてるので,もしかしたら人間工学的なことを考えて穴掘った結果かもしれません(うーん,たぶん3%くらいの確率だとは思いますwww)。

 中を洗ってちょっと吹いてみましたら……うん「音が出ない」というほどではありませんが,かなり息力がいる感じ。呂音はヒョロヒョロ,甲音は全く出ません。

 今回の修理のメインは,なによりこの唄口の再生になりそうですね。


(つづく)

月琴WS2020年12月!!

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斗酒庵 WS告知 の巻2020年 月琴WS@亀戸!12月!!



 

 

*こくちというもの-月琴WS@亀戸 2020年・最後のWSのお知らせ-*



 じんごのべーじんごのべーすずがーなるー。


 本年も清楽月琴WSに御出でいただけた方々,
 まことにありがとうございました!
 今年もいろいろな出会いがありました。
 いつもいちばん楽しんでるの,主催者かもな~(www)
 つぎに月琴と出会うのは…あなたかもしれない。

 


 今年最後,12月の清楽月琴ワ-クショップは19日の開催予定です!!

 

 会場は亀戸 EAT CAFE ANZU さん。

 いつものとおり,参加費は無料のオーダー制。
 お店のほうに1オーダーお願いいたします。

 お昼下りのゆるゆる開催。

 美味しい飲み物・お酒におつまみ,ランチのついでに,月琴弾きにどうぞ~。

 参加自由,途中退席自由。
 楽器はいつも何面かよぶんに持っていきますので,手ブラでもお気軽にご参加ください!

 初心者,未経験者だいかんげい。
 「月琴」というものを見てみたい触ってみたい,弾いてみたい方もぜひどうぞ。


 うちは基本,楽器はお触り自由。
 1曲弾けるようになっていってください!
 中国月琴,ギター他の楽器での乱入も可。

 


 弾いてみたい楽器(唐琵琶とか弦子とか阮咸とか)やりたい曲などありますればリクエストをどうぞ----楽譜など用意しておきますので。
 もちろん楽器の取扱から楽譜の読み方,思わず買っちゃった月琴の修理相談まで,ご要望アラバ何でもお教えしますよ。相談事は早めの時間帯のほうが空いててGoodです。

 とくに予約の必要はありませんが,何かあったら中止のこともあるので,シンパイな方はワタシかお店の方にでもお問い合わせください。

  E-MAIL:YRL03232〓nifty.ne.jp(〓をアットマークに!)


 お店には41・49号2面の月琴が預けてあります。いちど月琴というものに触れてみたいかた,弾いてみたいかたで,WSの日だとどうしても来れないかたは,ふだんの日でも,美味しいランチのついでにお触りどうぞ~!

 

 

 

紐飾りを作ろう!

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斗酒庵秋にひっかける! の巻2020.10 紐飾りを作ろう!

STEP1 ファッショなぶる月琴

 さて,古い写真や絵図なんかには月琴のピックのお尻や糸倉のところに,房飾りの付いた飾り紐が結わえられているのをたま~に見ます。
 イ族やプイ族は月琴のピックを紐や細いハリガネなんかで半月に結いつけてます。彼ら,踊りながら立奏するんで,手を離しても落ちてなくなったりしないようにする工夫ですね。
 日本の清楽月琴のピックの紐も,おそらく当初は同じような目的で紐を付けてたのが,飾りとして独立したものだと思いますよ。

 ピックの紐や房は見た目カワイイですが,弾いてるとジャマでしょうがないんで,庵主は小さい房以外あまり使いません。

 糸倉に結んでぶるさげるやつのほうは,少数民族の楽器に限らず現在も中国だけでなくベトナムや東南アジアあたりでも,古い音楽をする楽器についてるのを見ますね。
 これもまあジャマっちゃあジャマなんですが(w)
 ピックのジャマさほどでもないし,楽器を壁のフックに引っ掛ける時の取手みたいにも使えますんで,こっちはいまでも付けてる楽器がありますね。
 基本,キレイな色や模様のヒモをひっかけとくだけでいいんですが。
 ちょっと「ソレっぽい」感じのほうがいいでしょうから,庵主の作ってるのをご参考までに紹介いたします。

 まずは材料----

 ヒモは150~180センチくらい。
 月琴の全長が65センチくらいですから,二つ折りにした時,それよりちょっと長いくらいがよろしいでしょうか。
 まあむやみに長いとジャマになるですからホドホドに。

 本物は凝った組紐とか使ってますので,懐に余裕があればそういうのを買ったり自分で編んだりするのもよろしいかと。
 百均で売ってる色つきの紐なんかでもいいですよ。

 庵主の使ってるコレは,「ちりめんひも(細)」というもの。
 綿芯をちりめん布でくるんだものですね。
 固い紐だと楽器の表面を傷めることがありますが,これならまあそういうこともない。
 手芸屋さんの大きいとこならけっこう置いてあるかと。
 165センチで¥400くらいですた。


 あとは房を2つ。
 色んな種類がありますが,これは最初から頭に飾り結びがついてるタイプ。
 2個1セットでこれも¥400くらい。
 今回買ったのは,デフォルトではちょっと青味がキツかったので,ひもに合わせてスオウで染め直しました。

 そいじゃあ作りますよぉ----


 まずはひもを二つ折りにして,ちょうど真ん中にあたるあたりに色糸を結んでおきましょう。
 左右のバランスの目印とかになります。


 次にひもの片方,目印から20センチくらいのところにひとつ結びの輪を一つ。


 これにもう片方のひもの端を上から通して,


 最初の輪にからめるようにひとつ結びの輪を作り


 作った輪っかをひっくりかえし
 結び目を左右とも外がわになるようにします


 画像の赤丸のところをつまんで,左右の結び目のところを通し
 四方をひっぱると,ちょうちょう結びのような飾り結びになります。

 これは「総角結び」という結び方ですが,出来る人はもっと長いひもで,梅結びやら几帳結びやらに挑戦してみてもいいでしょうね。

 左右のバランスに注意しながら,羽根の大きさや位置を調整し,5~7センチくらい離してもう一つ。

 作業を繰り返して,今回は3つ作りました。
 左右に出てる羽根の部分は大きいほーが目立ちますが,ここが大きいとヘンなものにひっかかって楽器を損しかねませんので,小さめにしたほうが無難。庵主は2~3センチくらいにしてます。

 全体のバランスを見て悪くなさそうなら,結び目を縫ってほどけないように固定しちゃいましょう。プスプスっとな……ふふふ……粘土人形以外にハリを刺すのはひさしぶり………てきとうでいいです。

 最期にひもの端に房を縫い付けて完成です!

 糸倉への取付はこんな感じ。
 てっぺんの輪になってる部分を中からくぐらせ,房の付いた先っぽのほうをそこに通してしぼっただけですね。

 最初のほうで書いたとおり,演奏上はジャマにこそなれさして音楽的な意味のあるようなものでもありませんが,弾いてる時にぶらんぶらん揺れてるのはパフォーマンス的に悪くないですヨ。


(おわり)


月琴WS@亀戸2020年11月!!

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斗酒庵 WS告知 の巻2020年 月琴WS@亀戸!11月!!


*こくちというもの-月琴WS@亀戸 11月 のお知らせ-*


 どんぐりころころ(月琴沼に)どんぶりこ。

 錦秋の10月の会に御出でいただいた方々,
 まことにありがとうございました!


 11月の清楽月琴ワ-クショップは連休を後にひかえた,21日の開催予定です!!
 会場は亀戸 EAT CAFE ANZU さん。

 いつものとおり,参加費は無料のオーダー制。
 お店のほうに1オーダーお願いいたします。

 お昼下りのはらひら開催。

 美味しい飲み物・お酒におつまみ,ランチのついでに,月琴弾きにどうぞ~。

 参加自由,途中退席自由。
 楽器はいつも何面かよぶんに持っていきますので,手ブラでもお気軽にご参加ください!

 初心者,未経験者だいかんげい。
 「月琴」というものを見てみたい触ってみたい,弾いてみたい方もぜひどうぞ。


 うちは基本,楽器はお触り自由。
 1曲弾けるようになっていってください!
 中国月琴,ギター他の楽器での乱入も可。

 弾いてみたい楽器(唐琵琶とか弦子とか阮咸とか)やりたい曲などありますればリクエストをどうぞ----楽譜など用意しておきますので。
 もちろん楽器の取扱から楽譜の読み方,思わず買っちゃった月琴の修理相談まで,ご要望アラバ何でもお教えしますよ。相談事は早めの時間帯のほうが空いててGoodです。

 とくに予約の必要はありませんが,何かあったら中止のこともあるので,シンパイな方はワタシかお店の方にでもお問い合わせください。
  E-MAIL:YRL03232〓nifty.ne.jp(〓をアットマークに!)


 お店には41・49号2面の月琴が預けてあります。いちど月琴というものに触れてみたいかた,弾いてみたいかたで,WSの日だとどうしても来れないかたは,ふだんの日でも,美味しいランチのついでにお触りどうぞ~!

牛蹄ピック配布 2020年10月(2)

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斗酒庵 ピックの件告知 の巻牛蹄ピック配布 2020年10月(2)

 牛蹄ピックの製作が完了いたしました。

 今期のカンザシ兼用長モノ(女性向)は,むかし和紙に罫線を引く時に使ってたヘラの形を模してます。

 墨をつけて書くのじゃなく,圧痕で色のない線を引く----下書きの原稿用紙とか,個人的な書留帳とか,手紙なんかで使う文房具の一つですね。和裁に使うヘラと同じものですが,まああくまでカタチを真似ただけなので,その道具としては使えません(w)
 これに類した形のカンザシは文人好みの一つ。
 小難しい文章を書きなぐってる旦那の横で,旦那の使う用紙に線を引く奥さん or 恋人というのは文人オタクの連中が好みそうなシュチュ,こういうのを挿して旦那のそばにはべるのは,あたしが和紙に線を引きますから=内助の功を出しますわよ,というようなメッセージにもなったわけですね。

 長いのは最大15センチ,中くらいのが10センチほど。
 短いのが8センチくらいです。
 古い図なんかでよく見る,先の平らなタイプも1枚作りました。
 まあ使い勝手では尖がったほうがイイですがね。(w)

 御入用のかたはご連絡あれ。

 うちで修理した月琴のオーナーさんで持ってない方は,初回無料です。
 うちのじゃないけど月琴持ってるヒトとか,もう何枚か持ってるけど新しいのが欲しい,というかたはいくらか供出してください~。

 酒などゲンブツ,会った時払いでも可(w)
 前にもらった切手とかあるんで,送料はこちら餅でいいですよ。
 送るモノはこっちで勝手に決めます。柄までは指定できませんが「長いの」とか「短いの」,「ぶ厚いの」「薄いの」といったご要望アラバ,言っておいていただけるとサイワイ。

 申し込みがなければ毎度のことながら,WSでバラまいちゃうので,ご連絡はお早めに~。

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