金閣寺 明笛胡琴月琴 001 |
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金閣寺の桜の木に 雪姫を縛(くく)り付け
足で鼠を書いたれば オヤ
其又鼠が縄を解く チウチウノ チュラヨ
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新年の曲 明笛胡琴月琴 002 |
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正月一日(いちにち)は御年酒御祝儀 [テツトツテツテテ ツンテテ]
羽織 [テンテン] 袴で [チツチン] 屠蘇機嫌
新年お目出度いとて [トチチチツン] 名刺出す (ションガイナー)
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夕焼小焼 明笛胡琴月琴 003 |
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夕やけ小焼け 明日は快晴(てんき)に為れ
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隊長かね 明笛胡琴月琴 004 |
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何をくよくよ川ばた柳 ドンドン 水の流れを見て暮らす
隊長かね そかね ドンドン
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ちょんきな 明笛胡琴月琴 005 |
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ちょんきなちょんきな ちょうんちょんきなきな
ちょんが菜の葉で ちょちょんがほい
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サイノ節 明笛胡琴月琴 006 |
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円い卵もヤッコラヤノヤ 切り様で四角 ノーチョサン
物も言い様で角が立つ サイノ
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千艘や万艘 明笛胡琴月琴 007 |
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千艘や万艘 お船はギッコギコ
ギチギチ漕げば 戎か大黒か コリャ福の神ヨ
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よさこいぶし 明笛胡琴月琴 008 |
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[チッチンチツ] 坊さん簪買うのは可けれど 按摩さん眼鏡を買いに来た
ヨサコイ ヨサコイ
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きびすかんかん 明笛胡琴月琴 009 |
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擂鉢を伏せて眺むりゃ三国一の味噌をするがの富士の山
キビスカンカン イガイドンス キンモクレンスノ スケレッポ
スッチャンマンマン カンマンカイノ オッペラポーノ キンライライ
阿房らしいやおまへんか 姐はん居ててやおまへんか
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トコホイ節 明笛胡琴月琴 010 |
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船は新造でヨ 帆かけて走るエーソレソレ
茶屋の娘が出て招くエートコホイ
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ショカ子節 明笛胡琴月琴 011 |
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岐阜は 良いとこ 金華山の麓 小田の
小田の蛙の鳴く音をばアラ ショカ×4 ショカネ
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蝶々とんぼ 明笛胡琴月琴 012 |
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蝶々とんぼやキリギリス 山で囀るのが松虫鈴虫轡虫
オッチョコチョイノチョイチョイ
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ヒヤヒヤ節 明笛胡琴月琴 013 |
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通はしゃんせ学校生徒の子供たち 洋学漢学国学を
道には汽車あり蒸気船(じょうき)あり
テモまア便利な浮世だな ヒヤヒヤ
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壮士節 明笛胡琴月琴 014 |
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見よや見よ 福島中佐の一大事業を 日本帝国軍人の
重き名誉を一身に 担ふて立ちし安正が 人も踏み見ん跡も無し
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権兵衛種蒔 明笛胡琴月琴 015 |
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権兵衛が種まく烏がほじくる 三回に一回は逐はずばなるまい
ズンベラズンベラズンベラヨ 向こうの小山の小松の小かげで
十六島田が出て来て小招く 何かはさておき行かずばなるまい
ズンベラズンベラズンベラヨ
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立山節 明笛胡琴月琴 016 |
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越中立山お岩の不動に縄が池 富山船ばし 渡しの無いのがよござんす
トコ よい處 世の中ざんす
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内證節 明笛胡琴月琴 017 |
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[テ ツンツツツン チツン ツツ]
人中で 内証ばなしはお止(よし)なさい
変に思います皆さんが×2 こんど何方(どなた)も居ないとき
イヤネー 内証
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トウジワン 明笛胡琴月琴 018 |
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トウジワン×2 シャベロベロンノワイゴノメ
トーロロンノ オショウライノワイゴノメ
マルスベボンノ ペラペラ ペッポンパイ
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ぬしは罪だよ 明笛胡琴月琴 019 |
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ぬしは罪だよ来る度毎に [チリチン]堅いわたしを実迷わせる
ササササ サッサ サノサ サノサッサ サッコラサノサ
コラサノドッコイサノ ヨイトコサノ サッサッサ
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滅茶滅茶節 明笛胡琴月琴 020 |
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日本の陸海軍は余程強いのノーイ 連戦連捷是皆ちふて
支那(ちゃんちゃん)坊主を滅茶滅茶 チャチャラカチャン×2
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ドッコイショ節 明笛胡琴月琴 021 |
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福知山さん葵の御紋 [トトテツンツン] いかな
御大名もかなやせぬ ドッコイショ ドッコイショトコドッコイ
ドッコイドッコトショ
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二上リ 明笛胡琴月琴 022 |
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歌詞:口三味線
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好たどうし 明笛胡琴月琴 023 |
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好たどうしが途中で逢へば 胸どきどきと 顔は互ひに桜色
後ふり向いて互いにつくつくか 見かはす顔と顔
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真の闇夜 明笛胡琴月琴 024 |
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しんの闇夜に(ヨー)桜をけづり ヤンレサホイ
赤き心を墨で書く ヤンレサホイ
[テテ チンチテ トッテチ ツンテテ チンテテ チン]
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花嫁子 明笛胡琴月琴 025 |
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昨夜(ゆうべ)よんだ花嫁子 [ツツチテトチチン]
背が低うて片足短うて 臍が出べそで嫌はれた
ささ言はれぬ所がよしよし
[チチチチチリ シャシャリッシャントン]
[シャンチッシャントンシャン]
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ションガイナ 明笛胡琴月琴 026 |
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梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳よなよな風次第
山吹ゃ浮気で [トツンツシャン] 色ばっかりションガイナ
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海晏寺 明笛胡琴月琴 027 |
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[チントトシャン] アレ見やしゃんせ海晏寺 [チッチチトチチン]
ままよ [シャンシャン] 龍田が高雄でも
及びやせぬぞえ紅葉狩 [ツテトッチンシャン]
アレ見やしゃんせ清玄は 破れ衣に破れ笠 これも誰ゆえ桜ひめ
(以下略)
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宮さん宮さん 明笛胡琴月琴 028 |
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宮さん宮さん 御馬の前に ちらちらするのは 何ぢゃいな
トコトンヤレトンヤレナ
彼れは朝敵 征伐せよとの 錦の御旗を 知らないか
トコトンヤレトンヤレナ
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さっさ踊 明笛胡琴月琴 029 |
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わしとおまえは お蔵の米よ ハ ヨイヤサ
やがて世に出て コリャ ママとなる
エーンエーン サ エンサ エーンエーン サ アレサ
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読売節 明笛胡琴月琴 030 |
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一つとせ 昼は隠れる大星が 夜は乱れて顕はれる 此(この)由良の助
二つとせ 二つ巴の定紋で 力弥は出で立つ一目見て 此忠義さよ
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博多柳町 明笛胡琴月琴 031 |
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博多柳町 柳はないが ヨッホイ
女郎(じょろ)の姿が 子ッチョン 柳腰だよホイホイ
*「博多節」「博多子守唄」の歌詞中に同じものあり。
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浪花四季 明笛胡琴月琴 032 |
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春が来たかよ桜の宮に 花が咲いた咲いた イ テケレッシャンシャン
夏が来たかよ淀川すずみ 船が浮いた浮いた イ テケレッシャンシャン
秋が来たかよ馬場の原に 月が冴えた冴えた イ テケレッシャンシャン
冬が来たかよ高津の宮に 雪が降た降た イ テケレッシャンシャン
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梅ヶ枝 明笛胡琴月琴 033 |
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梅が枝の手水鉢 打いてお金が出るならば 若もお金が出たときは
其時ゃ身うけを ソォレ頼む
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高い山 明笛胡琴月琴 034 |
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高い山から谷底見ればヨ 瓜や茄子の花ざかり
彼(あ)れはドンドン 此はドンドンドン
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金ぴら船々 明笛胡琴月琴 035 |
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金ぴら船々 追風(おいて)に帆かけてシュラシュッシュッシュ シュシュシュ
廻れば四国は讃州那珂の郡 象頭山金ぴら大権現 一回(いちど)回りて
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数え歌 明笛胡琴月琴 036 |
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一つとやー一夜明くれば賑やかで 賑やかで
おかざり立(たて)たり松かざり 松かざり
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丹後節 明笛胡琴月琴 037 |
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[チンチンレツ テレツトチンチン ×2] 二度と行くまい丹後の宮津
縞の財布が [ナイチョ] 空となる 丹後の宮津でピント出した
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十日戎 明笛胡琴月琴 038 |
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十日戎の売り物は ハゼ袋に取鉢 銭叺(ぜにかます)
小判に金筥(かねばこ)立烏帽子(たてえぼし)
ゆで蓮 才槌(さいづち)たばね熨斗(のし)
お笹(ささ=酒)をかたげて 千鳥足
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梅にも春 明笛胡琴月琴 039 |
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梅にも春の色添へて 若水汲みか車井の 音もせわしき鳥逐(おひ)や
朝日にしげき人かげに 若しやと思ふ恋の慾
遠音神楽(とをねかぐら)や数とりの 待つ辻占や鼠鳴
逢ふてうれしき酒(ささ)きげん
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鶴の声 明笛胡琴月琴 040 |
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軒の雨 立ちよるかげは難波津や 芦吹く宿のしめやかに
かたりあかせし可愛とは うそかまことか 其言の葉は
鶴の一こえ幾千代までも 末はたがひの友白髪
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松づくし 明笛胡琴月琴 041 |
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うたひはやせや大黒 一本目にはいけの松 二本目には庭の松
三本目にハ下がり松 四(し)本目には志賀の松
五本目には五葉の松 六ツむかしの高砂や尾上の松や曽根の松
七本目には姫小松 八本目には浜の松
九ツ小松を植えならべ 十で豊久野伊勢の松
この松は芙蓉の松なさけあり馬の松ヶ枝に 口どけば靡く相生の松
またいついつも約束を 日をまつ時まつ暮れをまつ
連理の松に契りを籠めて 目出たいや若戎
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