清楽の歌(2)
![]() 楽譜(近世譜)の読み方や,工尺符字とドレミの対応なんかは過去記事参照。 庵主,翻訳の世界では和ラッパーやヒップホップの連中よりはるか前から,ライムにライム叩き返してましたからねYoYo(ww 拙著『中国のマザーグース』もよろしく)いちおう全編,ちゃんと「歌える翻訳」になっております。 小説とかお芝居のキャラが出てきてるんですが,ぜんぶひらたーく訳してます。なので,それぞれのくわしい解説は「明清楽復元曲一覧」SCS009「耍歌」をご覧アレ。 「耍歌」は「ざれ歌」。 芸人さんなんかが客の呼び込みやるときにでも唱える歌だと思ってください。 なので往来の人が「おぅ?」と思ってくれるよう,にぎやかに,軽快にかつテキトウに弾き歌いましょう! 「尺-尺上|尺--○|」に「ポンガポンポンポーン」と書いてあるからには,太鼓が入るの前提のようで。そういう打楽器系鳴物入るとより面白い。 (つづく)
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